【第十八回目】
山本山:日本橋で“お茶”しませんか?
こんにちは。老舗のコンシェルジュです。
皆さんは毎朝、何を飲んでいらっしゃいますか? 煎茶? コーヒー? それとも紅茶? 私は、まずお煎茶を2杯いただいてモーニング・ブレイク。朝一番のこの茶が「おいしい!」と感じられたら体調もいい証拠。お茶が、健康のバロメーターにもなっているようです。
その煎茶党の私が、毎年心待ちにしているのが“新茶”の便り。いや、この時期ばかりはコーヒー党の皆さんも同じ気持ちかもしれませんね。
あの爽やかな香りと初々しい味わい、鮮やかな緑色は、新茶ならでは。昔の人が “不老長寿の仙薬”、“無病息災 目出多(めでた)の薬”などと言って珍重していたのもわかる気がします。
実際、お茶に含まれるカフェインには疲労回復効果や脳を刺激して頭の働きを活発にする効果がありますし、ビタミンCは肌荒れ防止や動脈硬化に効果的、タンニンは腸の働きをよくして便秘や下痢を防ぐ効果もあるとか。お茶は、そのおいしさを楽しむためだけでなく、知らず知らずのうちに日本人の健康を支えていたんですね。
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